概要
退職イギリス人官吏アラン・オクタヴィアン・ヒュームの呼びかけで72名の代議員が参加し結成。当初は穏健な請願運動を展開したが、次第に自治・独立を求める政治運動に発展。ダーダーバーイー・ナオロージー、ゴーパール・クリシュナ・ゴーカレーらが初期の指導者。
歴史的背景
ベンガル・ルネサンス以来の知識人層の政治意識の高まり、1883年のイルバート法案をめぐる人種差別への反発、インド人知識層の政治参加の要求が結成の背景。イギリス当局は「安全弁」として容認した面もあった。
地形・地理的特徴
ボンベイ(現ムンバイ)のゴウクルダス・テージパル・サンスクリット大学で第1回大会を開催。ボンベイはインド洋交易の中心港として繁栄し、近代的な教育機関と報道機関が集中する都市であった。
歴史的重要性
インド独立運動の中核組織となり、約60年にわたり民族運動を主導。独立後はインドの支配政党として長期政権を担い、現在もインド政治の主要政党。アジアにおける最も早い近代的政党の一つ。
参考文献
- Bipan Chandra, India's Struggle for Independence, 1988
- B.R. Nanda, Gokhale: The Indian Moderates and the British Raj, 1977