概要
1871年、明治政府は全国の藩を廃止して府県を設置し、中央集権的な統一国家を確立した。薩摩・長州・土佐の藩兵を御親兵として東京に集め、軍事力を背景に断行。約260の藩が一朝にして消滅し、旧藩主は華族として東京への移住を命じられた。大久保利通・木戸孝允・西郷隆盛の三者の合意が実現の鍵。
歴史的背景
版籍奉還(1869年)で藩主を知藩事に任命したが実質的な権限は藩に残っていた。中央集権化のためには藩の完全廃止が不可欠であったが、反乱のリスクが高かった。
地形・地理的特徴
東京の太政官が命令を発し、全国の約300の藩が一斉に廃止されて府県に再編された。中央集権化の最も劇的な断行。
歴史的重要性
日本の近代国家形成における最も重要な政治的決断。律令制以来の地方分権的な政治構造を根本的に変え、中央集権的な近代国家が成立した。
参考文献
- 『廃藩置県』勝田政治