概要

1865年4月9日、ロバート・E・リー将軍がユリシーズ・S・グラント将軍にアポマトックス・コートハウスのマクリーン家の居間で降伏。約28000人の南軍兵士が武器を置いた。グラントは寛大な降伏条件を提示し、南軍兵士の帰宅を許可し、将校には帯剣の携行を認めた。リーは「皆さんの善き市民になってください」と兵士たちに告げた。

歴史的背景

1864年以降、グラントの消耗戦略がリー軍を疲弊させた。ピーターズバーグ包囲戦(1864-65年)でリッチモンド防衛が崩壊し、リーは西方に退却して物資補給を受けようとしたが、シェリダンの騎兵隊に退路を断たれた。南軍は兵力・物資ともに枯渇していた。

地形・地理的特徴

バージニア州中部の農村地帯。リーの残存軍は西方への退路を断たれ、アポマトックス・コートハウスの村で北軍に包囲された。

歴史的重要性

4年間で約75万人(近年の推計では約80万人以上)の死者を出した南北戦争の事実上の終結。アメリカの統一が維持され、奴隷制が廃止された。しかし南部の復興(再建)は不完全に終わり、ジム・クロウ法による人種隔離が20世紀まで続くことになった。

参考文献

  • McPherson, Battle Cry of Freedom
  • Varon, Appomattox