概要
ジュゼッペ・ガリバルディが約1,000人の義勇兵(赤シャツ隊)を率いてシチリアに上陸。カラタフィミの戦いでブルボン軍を破り、パレルモを解放。その後メッシーナ海峡を渡ってナポリ王国を征服し、ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世に両シチリアの支配権を献上した。
歴史的背景
シチリアでの反ブルボン蜂起を支援するため、カヴールの黙認のもとガリバルディが遠征を決行した。農民の土地改革への期待がガリバルディ軍への支持を集めたが、統一後の農民の失望は南北問題の起源となった。
地形・地理的特徴
シチリア島の山がちな内陸部はゲリラ戦に適し、ガリバルディの少数精鋭部隊が地元住民の支援を受けて戦った。メッシーナ海峡を渡ってイタリア本土に上陸し、ナポリまで進軍した。
歴史的重要性
イタリア統一の決定的なステップであり、「下からの」革命的統一と「上からの」王朝的統一の融合を象徴した。ガリバルディは世界的な英雄となり、ナショナリズムとロマン主義の理想を体現する人物として記憶されている。
参考文献
- ルーシー・リアル『ガリバルディ 近代イタリアの創造者』