概要
サルデーニャ=フランス連合軍がオーストリア軍を破った決戦。ナポレオン3世とヴィットーリオ・エマヌエーレ2世が率いる連合軍が勝利し、ロンバルディアのオーストリアからの解放につながった。約4万人の死傷者を出した壮絶な戦いであった。
歴史的背景
カヴールがプロンビエールの密約でナポレオン3世のフランスと同盟し、イタリア統一への軍事的支援を取り付けた。オーストリアへの挑発により開戦し、マジェンタの戦い(6月4日)に続く決定的な勝利となった。
地形・地理的特徴
ガルダ湖南方のモレーン丘陵地帯は、氷河が残した起伏のある地形で、視界が制限され、両軍の指揮統制が困難であった。約30万人が16kmの戦線で激突した。
歴史的重要性
イタリア統一(リソルジメント)の転換点となり、ロンバルディアの解放を実現した。戦場の惨状を目撃したアンリ・デュナンが『ソルフェリーノの思い出』を著し、赤十字国際委員会の設立とジュネーヴ条約の締結につながった。
参考文献
- アンリ・デュナン『ソルフェリーノの思い出』